外国人ITエンジニアを採用する前に知っておくべき3つのこと

外国人ITエンジニアを採用する前に知っておくべき3つのポイントを紹介する記事の表紙画像。

外国人ITエンジニアの採用を検討している日本企業は年々増えています。しかし、「採用すれば解決」というわけではなく、外国人ならではの配慮やポイントを知らずに採用を進めると、早期離職やミスマッチが起きてしまうことも。

この記事では、採用を成功させるために企業が知っておくべき重要な3つのポイントを紹介します。


1. 日本語力=ビジネスコミュニケーション力ではない

外国人エンジニアの多くが日本語能力試験N2やN1を取得していますが、それはあくまで「読み・書き」の能力。実際の現場では、以下のような能力も求められます:

  • 設計レビューや仕様説明のやり取り
  • 技術的な意見を丁寧に伝えるスキル
  • 顧客や上司とのすれ違いを回避する力

➡ 単に「N1を持っているから大丈夫」と判断せず、実務に必要な会話・やり取りのスキルを見極めることが大切です。


JLPTレベルと会話レベルに対応する、日本語力別のビジネスコミュニケーション能力を示した比較表。

2. 技術力だけでなく「適応力」を見極める

外国人エンジニアは高い技術力を持つ人が多く、特にAI・Python・クラウド系に強い傾向があります。
しかし、それと同時に見るべきなのが「適応力」です。

以下のような観点もチェックしましょう:

  • チームワークや報連相の習慣にどれだけ慣れているか
  • 指示が曖昧な場合に自走できるか
  • 受け身ではなく、自発的に動けるマインドか

➡ Bridgitech Golobalでは、「日本での就業に必要なマインドセット・文化理解」も面談でチェックしています。


3. 採用後のフォローが定着を左右する

採用はゴールではなくスタートです。特に外国人の場合、初めての日本就労に対して以下のような不安があります:

  • 職場文化(上下関係・暗黙の了解)に戸惑う
  • フィードバックの受け取り方にギャップがある
  • 帰属意識が持ちづらく、早期離職につながる

➡ 入社後に以下のような仕組みを用意することで、定着率が大きく変わります:

✅ 1on1ミーティングの定期実施
✅ 技術・日本語の継続支援(Bridgitech Academyの活用も◎)
✅ 社内ロールモデルとのマッチング


まとめ

外国人ITエンジニアの採用は、技術力だけではなく「日本語による実務力」「適応力」「入社後のサポート」の3つを意識することで、長期的な活躍につなげることができます。

Bridgitech Globalでは、採用前のスクリーニングから、入社後の定着支援、さらには学習サポートまで一貫して提供しています。

外国人採用を“戦力化”したい企業さまは、ぜひご相談ください。

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